新車時からブレーキ周りの整備をする事もあります。パーツの劣化予防にもなります。


定期点検様子
新車時からブレーキ周りの整備をする事もあります。パーツの劣化予防にもなります。
前回は新車の定期点検の意義と初回点検について書きましたが、今回は12ヶ月点検です。
購入から12ヶ月も経つと使い方や保管状況、メンテナンスによって車両状態も差が出てきます。良い方では適度に部品に当たりが出て動きが良くなっている。過度な消耗がない。事故や転倒での変形がない等です。悪い方はその逆ですね。
良い状態の場合はその状態がさらに12ヶ月以上保つように点検、予防的整備をします。
重要なのは安全で操作性も良く、走行によって状態が悪化しないような状態を保つ事です。いざ使う時に調子が悪い箇所がなく。走行中の危機回避時にしっかり機能する事です。
点検後は試乗して調子を確かめます。
12ヶ月点検ではブレーキやホイール、その他多くの箇所を分解点検します。外部から分からない不具合を発見する事もありメーカー保証を使用する事もあります。
(※じっくり整備する為当日お渡しは難しく早くても翌日お渡しとなります。代車無料ですのでお気軽にご相談ください)
次回に続く
という事で、定期点検について少しずつ書いていこうかなと思います。
新車購入後から始まる点検、中古車の場合の点検、購入後長年使ったがそういえば点検してないなという場合の点検などユーザーさんそれぞれの事情で定期点検をご依頼いただきます。
一番多いのはやはり新車からの点検で今後の車両の寿命などにも影響してくる大事な作業です。他の場合は別の機会に書きます。
まずは新車引渡しから2年の流れから。
納車整備(これも別の機会に書きます)後に車両を引渡してからまずは初回点検、次に6ヶ月点検、12ヶ月点検、24ヶ月点検(場合によっては12ヶ月点検)を行います。
初回点検では1ヶ月もしくは500kmから1,000kmくらいで実施。エンジンのかかりが悪い、エンスト、鍵が回しにくいなど使ってみて気付いた症状を確認して改善を行います。その他ユーザーさんが気が付かないブレーキ、足回り、エンジンなどのチェックを行います。
ブレーキの鳴きどめやポジションの再調整などご依頼もあります。初回点検で大きな不具合が出ていることは少なく様子見となります。
6ヶ月点検も同じような感じで行いますが確定的な症状が出ている場合があり場合によってはお預かりしての整備となります。当然保証で対応できますので安心してお預け下さい。
問題の出ない車両も多くありますが、このように新車といえども完璧ではなく2年の保証期間を使って完成させていく必要がございます。症状を放置したり点検を実施しないで不具合が残ったままでいるといわゆるハズレを引いたとか数年で壊れてしまう
新車といえども完璧ではなく、2年の保証期間を利用して完成させていきます。症状を放置したり点検を怠ると見えない不具合が残り、数年で壊れたりいわゆるハズレ車両を引いたと感じることでしょう。
次回は見えない症状を発見することが多かったり、さらに新車の良い状態を維持するための予防的整備を実施する12ヶ月点検以降の流れを書いていきます。
使い方、メンテナンス、予防整備で大きく差が出る部分です。
定期点検時には分解洗浄予防整備など行います。ブレーキフルードも替えていないとブレーキを握った時にギシギシ違和感でます。最低2年毎に替えましょう。
普段見えにくい箇所なので放置すると引き摺り、効きが悪い、唐突に効くなどいいことありません!いざという時に明暗を分けることも。
良い状態を保ちたいですね^_^